腰痛症 ぎっくり腰について

皆さんはぎっくり腰になったことがありますか?
一度経験したことがある人は二度とあの痛み、ぎっくり腰を経験したくないと思うのではないでしょうか?

目次

ぎっくり腰って何?

ぎっくり腰とは急性腰痛の事を指します。
何かしようとした瞬間、いきなり腰部に激しい痛みが走りその場で動けなくなってしまいます。
これは腰部の筋肉が異常収縮(つってしまう)したために、筋損傷を起こし痛みが出ている状態です。
要するに腰部の筋肉の肉離れです。
腰部の筋肉は何をする時にでも働くので、痛めてしまうと何もできなくなってしまうのです。
症状がひどい場合、トイレに這いつくばって行ったって方もいらっしゃいました。
それほど激しい痛みが伴います。
できればなりたくないものがぎっくり腰ですね。ではなぜぎっくり腰になってしまうのでしょうか?

ぎっくり腰の原因って何?

ぎっくり腰は日常生活で腰部の筋肉に対して負担をかけ続けていることから始まります。
その負担が積み重ねられ、限度を超えた時を境に、何かのきっかけにより爆発して発症します。
ですから慢性腰痛からの移行も多くあります。
先ほど書いたように、ぎっくり腰は腰部の筋肉が異常収縮を起こすことが原因ですので、動作としては腰部の筋肉が収縮する動きで発症します。

  • 椅子から立ち上がろうとした時
  • 物取ろうと手を伸ばした時
  • 振り返ろうとした時
  • 物を拾おうと前かがみになった時
  • 重い物を持ち上げようとした時

上記の様に、このような動作で痛める方がほとんどだと思います。
主に腰部を反らすや捻るの動作が該当します。
前かがみは反らす動きじゃないじゃないかと思い方がいるかと思いますが、実はこの時に下肢を後ろに上げているんです。
そうすると臀部から腰部にかけて筋肉が収縮するのでぎっくり腰になるのです。

もしぎっくり腰になってしまったら

ご自身でケアをされる場合は、筋肉に炎症が起こっているので無理やり動かしたり、ストレッチやマッサージなどは行わない方が賢明です。
まずは必ず安静にすることが大切です。
そして少しずつ動けるようになってきてからストレッチなどを開始します。
徐々に動けるようになっていければ寛解していると思います。
症状によりますが、1週間~3週間くらいで症状は落ち着いていくことが多いです。
そして注意してほしいのが、痛み止めを服用しながら動くことはやめて頂きたいです。
痛み止めは「痛み誤魔化し剤」です。寛解しているわけではないんです。
壊れてる場所を動かすためにより腰部の筋肉を傷め、症状を長引かせてしまうのです。

ぎっくり腰は一度やったらクセになる?

これもよく耳にします。
クセになるというのは普段から腰部に負担をかけることが多くその結果、腰を痛めやすくなった為に再度ぎっくり腰になってしまうのです。
日常生活での負担を減らさない限り、高確率で繰り返してしまいます。
ぎっくり腰には様々な原因が潜んでいます。当院は痛みの解消だけでなくその原因を明らかにし、再発防止(根本回復)を目標としております。

当院では施術は勿論ですが、根本回復を目標とし、リハビリやご自身での日々のケアの指導、施術以外の面にも力を入れております。
腰痛で長年お困りの方、ぜひ横浜市鶴見区にある鍼灸院 鍼処経灸堂で一緒に二人三脚で症状に向き合ってみませんか?

鍼処経灸堂 院長 藤田和喜