【男性】鍼灸で不妊症にアプローチ

不妊症は女性側だけでなく、男性側に原因がある場合もあります。
今回は男性の不妊症について書いていきます。

男性側の不妊症の原因について

男性側の不妊症の原因って何があるかご存じでしょうか?
大きく別けると精子の問題と射精の問題に別けられます。
精子の数や運動率の問題、射精に至るまでが上手くいかないなどです。

精子の数や運動率に対して

精子の数や運動率が低い原因を東洋医学的に考察しますと陽気の虚つまり命門の陽気が虚してしまうことにあります。
命門の陽気とは生命活動の源です。
また、命門の陽気は脾胃の消化活動を良くする働きも持っています。
この働きは「かまどの火」に例えられ、胃という「釜」を命門の陽気が熱することにより消化をしています。
このように命門の陽気があるおかげて食べた物を消化し、エネルギーへと変換することができています。
命門の陽気が虚してしまうとエネルギーを作ることができません。
その結果、精子の数も少なくなり、運動率も低下してしまうのです。

射精について

射精に関連するものを東洋医学的に考察しますと、血虚、そしてこちらも陽気の虚、つまり命門の陽気が虚してしまうことにあります。
命門の陽気が盛んであると性欲も盛んになり、また血が豊富であれば勃起もしやすくなります。
この二つが虚してしまうために性欲が低下してしまったり、勃起できなかったり、途中で萎えてしまったりしてしまいます。

不妊症への鍼灸施術について

当院では聞き取りや検査などから全体の状態を把握し、虚してしまっている経絡に対して補法(補うこと)を行います。
こちらを補うことにより、生命活動の根本である陽気や血、津液を増やし本来の健康な身体を取り戻すことを目標としています。
体質を変えることはそう簡単なことではありません。継続することにより少しずつですが薄皮一枚一枚を剥がしていくかのように徐々に変化していきます。
それと同時に症状に対してでなく、根本に対して鍼灸施術を行っているので、他の付随した症状が寛解していくことも多々あります。
ex)睡眠障害や疲れ目など

当院では施術は勿論ですが、根本回復を目標とし、リハビリやご自身での日々のケアの指導、施術以外の面にも力を入れております。
不妊症でお悩みの方、ぜひ横浜市鶴見区にある鍼灸院 鍼処経灸堂で一緒に二人三脚で症状に向き合ってみませんか?

鍼処経灸堂 院長 藤田和喜

参考書籍 日本鍼灸医学 経絡治療学会編纂
     大上勝行 よくわかる経絡治療講義