経絡治療とは

『全ての疾病を経絡の虚実状態として把握し、それを主に鍼灸を用いて補瀉し、治癒に導く伝統医術である』と定義されています。

四診により得られた情報から導き出すものを「証」をいいます。

得られた情報を元に陰陽論や五行説、気の概念などの伝統的思想を持って病のメカニズムを明らかにし施術を行います。

全ての病は五臓の精気の虚(弱くなる)から始まると考えられています。

そこに何かしらの原因(病因)が加わることによって症状が現れるのです。

つまりは健康な人(精気が充実している人)は病気にならないという事です。

経絡治療はその「経絡」というものに着目し、問題があるであろう「経絡」に対して補寫を行うことにより身体の調整をし、本来の力を取り戻す治療なのです。

これにより幅広い疾病に対応することができるのです。

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鍼処経灸堂 院長 藤田和喜

参考書籍 日本鍼灸医学 経絡治療学会編纂

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